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神田うの、奨学金「自己責任論」で賛否激突 「完全に正論」「根本的な理解が欠如」


もちろん正論だが、社会背景の理解も必要。

この国はバブルの崩壊やリーマンショックなど、就職の氷河期を何度か産み出している。

たまたまその時代と就活のタイミングがマッチしてしまうと、正職員になれずに非正規雇用で不安定な就労形態が常態化してしまう。

そうすると、転職の<繋ぎ目>が発生することになり、そもそも賃金が安く貯蓄ができてない場合は、少額の借金(奨学金)でも追い込まれることになる。

確かに本人の責もあるだろう。
だがどんな事象でもそうだが、《自己責任論》はもっとも安直でカンタンである。

社会背景を読み解かないのであれば、公で発言をする意味はない。ただの<井戸端会議>、に過ぎない。